400cc編、絶版バイクおすすめ人気ランキングTOP10の紹介をこの記事でしていきます。気になるレストア価格や絶版バイクごとに中古価格やレストア価格も紹介です。値上がりが止まらない絶版バイク、購入を決断するなら今なのかもしれない!!それでは絶版バイクおすすめ人気ランキングTOP10ご覧ください!!
絶版バイクの定義とは?
絶版バイクの定義はこれと言って決まっているわけではないのですが、一般的には古いバイクいわゆる旧車というカテゴリーに属するものです。ものすごく古いバイクだけを指すのではなく、主にメーカーが生産を中止したバイクを絶版バイクになります。絶版バイクを呼ばれるバイクの多くが70年代から80年代のバイクが多いのですが、この令和となった現代では90年代のバイクもそのカテゴリーに属されるように認識されているようです。
絶版バイクの定義というものを簡単に説明できたところで、ここからは今回の記事の最大テーマである400cc絶版バイクおすすめ人気ランキングを紹介していきます。ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハ、どれも人気の絶版バイクが多いのですが、一体どの車種がランキングインするのか、今回のランキングの位置付けはファーラー独自のアンケートの元ランキング化されたものです。あくまでもアンケート数が多かった順になりますので、あーこの絶版バイクもランクインしておいてほしかったなどあればコメントしてください。それでは、400cc絶版バイクおすすめ人気ランキングTOP10どうぞ!!
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第10位:ヤマハ・XJ400
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第10位の紹介です。
1980年にヤマハから初の4気筒スポーツモデル「XJ400」が登場、カワサキのZ400FXの単独であった400cc4気筒モデルの中にヤマハらしいスタイリングで人気が高かったモデルになります。男らしいZ400FXに対して、スリムでコンパクトなサイズ感と曲線的なラインがとても斬新であり、発売翌年には2万台という販売台数を売り上げベストセラーを獲得したモデルです。
XJ400は、1981年にXJ400Dという別モデルも販売が開始され、XJ400との違いとしてエンジンをブラック化、4本出しマフラーを装着、ダンバー調整付きリアサスに角型バックミラーも装備されXJ400よりヤンチャ感が出た仕上がりとなっています。
1982年6月に発売されたXJ400とXJ400D YSP Limited Versionのモデルが最終形となります。
400cc絶版バイク ヤマハ・XJ400の中古価格とレストア価格
ヤマハ・XJ400の中古価格は100万円~320万円くらいから販売されています。なかなか販売されている台数が非常に少なく、出回りが少ない車両です。中古価格の幅が大きいのはレストアされているのか、車両状態はどうなのかというので大きく左右されてきます。
とくにレストア必須のような車両に関して気になることはレストア価格です。XJ400のレストア価格は大まかに60万円~80万円ほどを考えておいた方がいいでしょうし、その他に好みのパーツやカラーなどに変更されていくとさらに価格は上がってきます。
絶版バイクなので、もちろんパーツ自体の流通も少ないので価格も高い、でもそれだけの乗る価値もある絶版バイクXJ400。車両本体価格が高くても、レストアにどれだけ費用と期間がかかっても欲しいのであれば諦めてはいけないと自信をもっていえます。
ヤマハ・XJ400のスペック
XJ400のスペックを1981年に発売されたモデルを参考に紹介します。
エンジン | 空冷4ストローク4気筒DOHC2バルブ |
総排気量 | 398cc |
最高出力 | 45ps/10000rpm |
最大トルク | 3.5kg-m/8000rpm |
圧縮比 | 9.5 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2060mm×760mm×1130mm |
軸距離 | 1405mm |
車両重量 | 193kg |
燃料タンク容量 | 16L |
タイヤ前:後 | 3.00-19 110/90-18 |
発売当時価格 | 432000円 |
車体色 | ブニューヤマハブラック クリスタルシルバー |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第9位:カワサキ・GPz400
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第9位の紹介です。
1983年に登場、前モデルZ400GPと前々モデルZ400FXとともに1983年前半は併売される形で販売が開始されたモデルになります。独特なデザイン、当時の400ccクラスバイクでは51馬力と最強の力強さを誇ったバイクです。タンク上に設置されたマイコン制御の液晶表示灯は当時ではまさに斬新な装備で引き立つかっこよさでカワサキバイクファンを惹きつけます。
発売から2年ほど1984年にはノンカウルモデルも発売が開始、当時のバイクブームはフルカウル真っ盛りの時代の逆をいくデザインでカワサキは勝負に出るとこれが一部のファンから絶大な支持を受けます。それから1989年までGPz400は販売が続き、後のモデル「ゼファー400」にバトンをタッチすることになるのです。
400cc絶版バイク カワサキ・GPz400の中古価格とレストア価格
カワサキ・GPz400の中古価格は100万円~170万円ほどで、絶版バイクの中では比較的に安い部類の絶版バイクになります。個人売買になるともう少し安く手に入れれるので、絶版バイクデビューやリターン絶版ライダーには敷居が低めです。
レストア自体もそのほかの絶版バイクと比較してもコストを抑えられそうで、筆者の知り合いのバイクによると、ゼファー400とパーツが流用できたり汎用がきく絶版バイクなので意外とパーツ自体は見つかりやすいとのことです。しかし、完全なGPz400を目指すのであればゼファー400のパーツに頼らず、GPz400のパーツを探してレストアする方が納得一台となるでしょう。どうしてもすぐに乗りたいという方は流用なども考えてみてもいいのではないでしょうか。
フルレストアを目指すのであれば40万~60万円は用意しておきたいところです。
カワサキ・GPz400のスペック
GPz400のスペックを1985年に発売されたモデルを参考に紹介です。
エンジン | 空冷4ストロークDOHC2バルブ |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 54ps/11500rpm |
最大トルク | 3.5kg-m/9500rpm |
圧縮比 | 9.7 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2165mm×720mm×1255mm |
軸距離 | 1445mm |
車両重量 | 178kg |
燃料タンク容量 | 18L |
タイヤ前:後 | 100/90-18 110/90-18 |
発売当時価格 | 530000円 |
車体色 | ギャラクシーシルバー エボニー×ファイアークラッカーレッド |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第8位:スズキ・GSX400FSインパルス
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第8位の紹介です。
1982年、ホンダ・CBX400Fに対抗すべくスズキの空冷4気筒の切り札「GSX400FXインパルス」が登場。前モデルであるGSX400FⅡの改良版であり、当時の400ccクラスのバイクカテゴリー中、走りに特化したという印象が強いインパルス、スズキ最後の空冷モデルでありこの後から始まったレーサーレプリカ時代の前触れをも感じさせる一台です。
インパルスの個人的な印象ですが、特攻の拓に出てくるキャラクターで一条武丸というのがインパルスの族車仕様に乗っていたのが筆者の強い印象です。世代の方はこの意見が多いのではないでしょうかw
日章カラーにロケット、三段シートに真っ赤な集合管、めちゃくちゃかっこいい仕上がりになります。
400cc絶版バイク スズキ・GSX400FSインパルスの中古価格とレストア価格
スズキ・GSX400FSインパルスの中古価格は、250万~300万円ほどで取引されています。また、短命モデルだったインパルスは非常に球数も少なく、絶版バイク市場にもなかなか顔を出してくれない絶版バイクです。
レストア価格は30万円台からくらいですが、パーツがあるかないか、手に入れれるのかというところで金額は大きく変わってきます。とりあえずスズキ・GSX400FSインパルスを見つけることができた方はよほど運がある方、欲しいのであれば即購入がおすすめです。出回ることが少ない時代ですから、よほどのことがない限りインパルスオーナーも手放すことはないでしょう。
スズキ・GSX400FSのスペック
スズキ・GSX400FSのスペックを紹介していきます。
エンジン | 空冷4ストローク4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 48ps/10500rpm |
最大トルク | 3.5kg-m/8500rpm |
圧縮比 | 10.7 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2105mm×725mm×1130mm |
軸距離 | 1415mm |
車両重量 | 171kg |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤ前:後 | 3.25-19 3.75-18 |
発売当時価格 | 493000円 |
車体色 | スペースブラック×キャンディージブシーレッド マーブルカナディアンブルー×シャイニーホワイト マーブルピュアレッド パールブラック ブライトシルバーメタリック |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第7位:カワサキ・KH400
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第7位の紹介です。
カワサキ・KH400は1976年に前モデル400SS、通称マッハからのモデルチェンジになります。当時は排出ガスが社会問題となっていた中、投入されたKH400通称ケッチはカワサキ伝統の2サイクルトリプルの最後のモデルです。
マニアックな絶版バイクで、エンジンオイルはすぐになくなる、寒いとエンジンがなかなかかからない、それでも付き合いたい素晴らしいエンジンサウンドはたまらないものです。
1979年11月に発売されたモデルで最終になり、最終モデルは特別仕様で、カワサキイメージカラーのライムグリーンにシートにKHと大きく記されたロゴがとても印象的です。最終モデルは非常に販売台数が少ないので超希少となります。まさに出会いたい絶版バイクです。
400cc絶版バイク カワサキ・KH400の中古価格とレストア価格
カワサキ・KH400の中古価格は188万円~380万円です。車両状態や年式モデルにより大きく差額が変わってきます。
レストア価格は50万円~60万円ほどとレストア価格も交換パーツや消耗品などの状況により変わってくるので、あくまでも目安に考えておきましょう。
カワサキ・KH400のスペック
カワサキ・KH400のスペックを1979年の最終モデルを参考に紹介していきますが、KH400についてはスペック自体に変更なしで最終モデルだけ価格がアップしているだけになります。
エンジン | 空冷2ストローク3気筒ピストンバルブ |
総排気量 | 400cc |
最高出力 | 38ps/7000rpm |
最大トルク | 3.9kg-m/6500rpm |
圧縮比 | 6.5 |
変速機 | 5段リターン |
全長×全幅×全高 | 2025mm×820mm×1130mm |
軸距離 | 1365mm |
車両重量 | 162kg |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤ前:後 | 3.25-18 3.50-18 |
発売当時価格 | 315000円 |
車体色 | ライムグリーン |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第6位:スズキ・GS400
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第6位の紹介です。
1976年12月に発売が開始されたスズキ・GS400、2スト一筋のスズキから初となる4ストスポーツモデルで大人気モデルです。GS400特有のエンジンサウンドである吸い込み系で当時の族たちの心を惹きつけます。GS400に集合管を入れると最高のサウンドが完成です。いわゆる族車と呼ばれるカテゴリーのもので一躍大人気モデルになります。
その後も人気は続き、GS400は1978年にGS400Ⅱ、同年にGS400Eと細かくモデルチェンジされつつ、1980年のモデルを最後に幕を閉じます。その後はGSX400Eとなりデザインも一新されるのです。
絶版バイクの中でも特に族車として一世を風靡したヤンチャバイク、カスタムを施したインパクトが強烈なGS400が印象的です。が、大人になった今、フルノーマルなGS400と走りたいものという筆者の勝手な想いもあったりしますw
400cc絶版バイク スズキ・GS400の中古価格とレストア価格
スズキ・GS400の中古価格は100万円~352万円です。ノーマル、カスタム車両により価格は異り、車体価格は大幅に変わってきます。
レストア価格の参考としては、60万円~70万円になります。修理箇所やパーツによりレストア価格は変わってくるのであくまでも参考程度にしておきましょう。
スズキ・GS400のスペック
GS400のスペックを1978年モデルのGS400Ⅱを参考に紹介していきます。
エンジン | 空冷4ストローク2気筒DOHC2バルブ |
総排気量 | 398cc |
最高出力 | 37ps/9000rpm |
最大トルク | 3.3kg-m/7500rpm |
圧縮比 | 9.0 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2080mm×835mm×1125mm |
軸距離 | 1385mm |
車両重量 | 172kg |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤ前:後 | 3.00-18 3.50-18 |
発売当時価格 | 320000円 |
車体色 | キャンディージプシーレッド キャンディーフロリダブルー オリーブグリーンメタリック |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第5位:ホンダ・CB400T(HAWKⅡ)
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第5位の紹介です。
絶版バイクの中でもなかなかお目にかかれない絶版バイク、ホンダ・CB400T通称HAWKⅡ。ホンダの名機で絶版バイクのCB400FOURの後継機であります。さすがはホンダというほどに乗りやすく扱いやすいバイクで当時は教習車にも使われていたほどです。初期型のみタンクがヤカンに似ていることから通称ヤカンとも呼ばれていたHAWKⅡ、現代ではアフターパーツが少ないので完成されたHAWKⅡは滅多に出回らない超希少車両になります。
翌年にはATモデル、オートマッチクモデルが登場するも人気が出ず短命で終わってしまいますが、現代に販売されると爆発的に人気が出そうな感じはします。それから1978年にはモデルチェンジされタンクの形状もATモデル同様、角タンクに設定、それから1980年6月に発売されたHAWKⅡが最終型となりHAWKⅡは幕閉じです。
400cc絶版バイク ホンダ・CB400T(HAWKⅡ)の中古価格とレストア価格
CB400Tの中古価格は170万円から値段がつけられない代物まであります。ヤカンタンクの初期型モデルでノーマル車ともなるとただならぬ金額で取引されるそうです。
レストア価格もアフターパーツが異常に少ない絶版バイクのため、パーツが必要な場合は非常に高額になりそうですが、エンジンのO/Hなどであれば35万~40万程度になります。ですが、多数箇所修理ともなれば話は別なので、レストア価格はあくまでも目安にしておきましょう。
ホンダ・CB400T(HAWKⅡ)のスペック
ホンダ・CB400T(HAWKⅡ)のスペックを初期型モデルを参考に紹介です。
エンジン | 空冷4ストローク2気筒OHC3バルブ |
総排気量 | 395cc |
最高出力 | 40ps/9500rpm |
最大トルク | 3.2kg-m/8000rpm |
圧縮比 | 9.3 |
変速機 | 5段リターン |
全長×全幅×全高 | 2150mm×840mm×1180mm |
軸距離 | 1390mm |
車両重量 | 181kg |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤ前:後 | 3.60-19 4.10-18 |
発売当時価格 | 319000円 |
車体色 | キャンディサファイアブルー キャンディアルファレッド |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第4位:カワサキ・Z400GP
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第4位の紹介です。
Z400FXの進化版として1982年に発売が開始されたZ400GP、Z400GPというモデルはモデルチェンジなどなく2年ほど販売されていたバイクです。当時の空冷400ccクラス4気筒モデルといえば高いパフォーマンスを持つバイクたちが各メーカーから販売されています。その中、レースでその高性能バイクたちに差をつけたのがこのZ400GPだったというのも懐かしい記憶です。
角ライトに角ばったタンクに男らしいボディラインがカワサキらしいかっこいい絶版バイクなのだが、当時の販売台数は累計でたったの2万台弱と生産台数は少ないです。なので、現代の絶版バイク市場ではけっこう希少なバイクとなっています。
400cc絶版バイク カワサキ・Z400GPの中古価格とレストア価格
カワサキ・Z400GPの中古価格は、170万円~280万円、もしくは応相談という場合も多くあります。
レストア価格は37万~60万円ほどです。流用パーツも多くあるので故障などの交換は割と困らない絶版バイク、GPz400のパーツなども使えるそうなのでパーツが少ない絶版バイクに比較すると維持していきやすい絶版バイクなのかも。しかし、絶版バイク、あくまでも目安としておきましょう。
カワサキ・Z400GPのスペック
カワサキ・Z400GPのスペックを紹介します。
エンジン | 空冷4ストローク4気筒DOHC2バルブ |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 48ps/10500rpm |
最大トルク | 3.5kg-m/8500rpm |
圧縮比 | 9.7 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2170mm×750mm×1095mm |
軸距離 | 1445mm |
車両重量 | 200kg |
燃料タンク容量 | 18L |
タイヤ前:後 | 前:90/90-19 後:110/90-18 |
発売当時価格 | 478000円 |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第3位:ホンダ・CBX400F
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第3位の紹介です。
CB400FOURが惜しまれつつ生産が終了した後、カワサキはZ400FX、ヤマハからはXJ400、スズキはGSX400Fと400ccクラス4気筒モデルが出ていたがホンダは発売していなかった。そんな中、1981年にCBX400Fが登場、スタイリッシュなボディに400ccクラス最強の48馬力に当時の最新鋭を装備しており予約が殺到します。1982年にはあの大人気だったカワサキ・Z400FXに2万台もの差をつけて販売台数トップセールスという記録を残すのです。
1982年7月にはインテグラというカウル付きモデルを追加されるとともに、CBX400Fもインテグラに合わせてカラーリング追加されます。スペックや価格に変更はされず販売されており、翌年1983年にはCBR400Fが発売されてCBX400Fの幕は閉じるのかと思いきや、ファンからのアンコールに応え1984年に新色で再販が開始。新車ラッシュに沸く1984年に販売台数が8位になるという絶大な人気を見せつけたバイクです。
しかも、生産が終了した後に当時の中古市場で異例の高騰を見せる、現代とは違い新車価格程度ですが当時の中古市場は半額が当たり前の時代と考えると化け物バイクです。スタンダード乗りやすく、扱いやすい、しかもカスタム性も抜群、400ccクラストップの人気ぶりで、絶版バイクとなった現代では窃盗されることもあるので十二分に気を付けるべき絶版バイクになります。
400cc絶版バイク ホンダ・CBX400Fの中古価格とレストア価格
ホンダ・CBX400Fの中古市場は300万円~1000万円。もうバイクという域を超えた何者かになってしまったという印象を持たせてしまう絶版バイクとなっています。ほとんどのバイクショップでは応相談、バイクショップの方も手放したくないというのが本音でしょう。
レストア価格は60万円~80万円、レストアの前に車両を手に入れられるかが勝負になってきます。
ホンダ・CBX400Fのスペック
ホンダ・CBX400Fのスペックを紹介します。
エンジン | 空冷4ストローク4気筒DOHCバルブ |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 48ps/11000rpm |
最大トルク | 3.4kg-m/9000rpm |
圧縮比 | 9.8 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2060mm×720mm×1080mm |
軸距離 | 1380mm |
車両重量 | 189kg |
燃料タンク容量 | 17L |
タイヤ前:後 | 3.60-18 4.10-18 |
発売当時価格 | 485000円 ※470000円 |
車体色 | パールホワイト×キャンディレッド ※モンツァレッド(価格別) |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第2位:ホンダ・CB400FOUR
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第2位の紹介です。
ホンダドリーム、1974年にCB400FOURは登場し一躍大人気モデルとなるが、408ccというエンジンは翌年に不幸を招くことになります。1975年に免許区分改正で中型と大型が区分されることになり、難関となった大型免許でないと408ccのCB400FOURは乗れないということに。1976年8月に398ccでホンダがCB400FOURを発売しますが、生産コストの問題であっという間にCB400FOURは生産が終了します。ファンも多く惜しまれる声は非常に多かったCB400FOUR、当時は中型唯一の4気筒モデルということもあったのでしょう。
わずか2年ほどの短命モデルとなったバイクで、現代にも受け継がれるヨンフォアの伝説はやはり現代ライダーにも魅了させます。絶版バイクとして非常に人気のモデルで、ヨンフォアを知らないという世代にも振り向かれるくらい魅力的な絶版バイクです。
400cc絶版バイク ホンダ・CB400FOURの中古価格とレストア価格
ホンダ・CB400FOURの中古価格は、240万円~350万円、それ以上の価格帯となります。状態によりけりですが、やはり人気の絶版バイクなだけあり非常に高額です。
レストア価格は、80万円程度です。エンジンのO/Hがけっこうお高いみたいで、いやでも出す価値ありアリの絶版バイクになります。
ホンダ・CB400FOURのスペック
ホンダ・CB400FOURのスペックを2代目の398ccモデルのヨンフォアを参考に紹介です。
エンジン | 空冷ストローク4気筒OHC2バルブ |
総排気量 | 398cc |
最高出力 | 36ps/8500rpm |
最大トルク | 3.1kg-m/7500rpm |
圧縮比 | 9,4 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2050mm×705mm×1040mm |
軸距離 | 1355mm |
車両重量 | 184kg |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤ前:後 | 前:3.00-18 後:3.50-18 |
発売当時価格 | 327000円 |
車体色 | ライトルビーレッド バラキーイエロー |
400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第1位:カワサキ・Z400FX
とうとう400cc絶版バイクおすすめ人気ランキング第1位の紹介です。
1979年、400ccクラスに4気筒モデルがなかった当時にライダーたちは4気筒バイクを望む声は非常に多かった。そんな中カワサキからZ400FXの4気筒モデルが登場、角ばったデザインがシンプルでかっこよく男らしい洗練されたデザインで爆発的な人気になります。発売後、1980年と1981年にクラストップセールスとなる大ヒットモデルです。
1979年に発売が開始されてから細かなモデルチェンジを挟みながら、後継モデルであるはずのZ400GPとさらに後継モデルのGPz400とともに併売されるほど長きに渡り人気を獲得し続けます。当時からの人気もさることながら、現代でも大人気の絶版バイクで市場に出てもすぐに売れてしまうほど人気が絶大です。
400cc絶版バイク カワサキ・Z400FXの中古価格とレストア価格
カワサキ・Z400FXの中古価格は380万円~470万円からそれ以上の価格となってきています。どんどん値上がりが加速するZシリーズ、中でも400ccクラスでZ400FXは値上がりがすごいです。
レストア価格は60万円~70万円くらいになります。販売台数が多かったZ400FX、パーツの出回りも絶版バイクの中でも多い部類なのですがレストアはそれなりに高いです。
カワサキ・Z400FXのスペック
カワサキ・Z400FXのスペックを1981年式のモデルを参考に紹介します。
エンジン | 空冷4ストローク4気筒DOHC2バルブ |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 43ps/9500rpm |
最大トルク | 3.5kg-m/7500rpm |
圧縮比 | 9.5 |
変速機 | 6段リターン |
全長×全幅×全高 | 2100mm×795mm×1155mm |
軸距離 | 1390mm |
車両重量 | 208kg |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤ前:後 | 前:3.25H-19 後:3.45H-18 |
発売当時価格 | 435000円 |
車体色 | ギャラクシーシルバー ルミナスガンブルー |
400cc絶版バイクが魅力的すぎる!!
400cc絶版バイクがどれも魅力的すぎて、すべてに乗ってみたい欲が出てきますw
ここでは紹介していない400cc絶版バイクもまだまだありますが、今回紹介した絶版バイクのランキングも筆者がTwitterなどのSNSを通じて集まったものを参考にして作らせていただきました。
あくまでも人気ランキングということで、参考程度にしていただければ幸いです。今回のこの【400cc編】絶版バイクおすすめ人気ランキングTOP10にて絶版バイクに興味を持っていただけたり、購入の判断材料になったりしていただければ嬉しい限り。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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