ホンダバイクの旧車であり、名車であるCB400FOUR。ホンダドリームと言われるほどの夢を乗せたバイクで1974年販売当時から人気が出て、現在にも受け継がれるほどの名車です。そんなCB400FOURのスペックやカスタム、現在の価格など紹介していきます。
CB400FOURとは?
1974年12月にホンダドリーム・CB400FOUR「4into1のひくく静かな吐息」というキャッチコピーの元販売を開始されました。通称”ヨンフォア”という愛称で親しまれています。
このCB400FOURのもとになるのが、1972年から販売されていたCB350FOURのモデルチェンジとして排気量アップ、ボディスタイルをカフェレーサータイプに変更しCB400FOURとして販売開始されました。
このCB400FOURは漫画、映画に登場しその存在感は他を圧倒するほどです。漫画は特功の拓で音速の四天王が乗っているバイクとして登場、映画なら三代目 J Soul Brothers登坂広臣さん主演「ホットロード」という映画にもCB400FOURは出演しています。
CB400FOURの人気は発売当時だけでなく、現代にも受け継がれていることからまさに伝説ともいえるバイクです。
CB400FOURのスペック
全長×全幅×全高 | 2,050mm×705mm×1,040mm |
車重 | 185kg |
排気量 | 408cc |
最高出力 | 37ps/8,500rpm |
最大トルク | 3,2kgf-m/7,500rpm |
駆動方式 | チェーンドライブ |
ブレーキ形式(前・後) | 前:油圧式ディスク 後:機械式リーディングトレーリング |
燃費 | 36,0km/L |
CB400FOURの乗り心地口コミ
今回CB400FOUR乗りの方にアンケートをとることに成功したので、実際に乗られている方2名に乗り心地やその他口コミなどを聞いてみましたので紹介します。
CB400FOURに惚れて15年!!Iさんの口コミ
CB400FOURを初めて知ったのは高校1年の時。バイクに乗りたくてたまたま雑誌で載っていたバイクCB400FOURに一目惚れ。
しかし残念ながら生産中のバイクではなく、もちろん高校生の僕にはなかなか旧車に手を出す勇気はなく諦め、その時流行っていたゼファー400になりました。
そして社会人になりお金も稼ぎ出し、19歳の時に購入!!CB400FOURにまたがった時は最高に興奮しました。乗り出して10年以上になりますが全く故障もなく乗れています。もちろんメンテナンスや消耗部品はしっかり取り換えて大事に乗っています。
乗り心地ですが、最高です。今でもまたがるだけで興奮と鼓動がすごいです。乗りやすいですし、長距離になっても疲れません、というか大好きなバイクを乗って疲れないです。燃費も悪くなく、一生ものの相棒になること間違いなしです。
……とのことでした。乗り心地だけ聞きたかったのですが、興奮されていてかなり長くアンケートに答えていただきありがとうございました。乗り心地よりもCB400FOURという単語を聞いただけで喋りだすほど魅力があるバイクということです。
CB400FOURは生涯の相棒。Tさんの口コミ
乗り心地?そんなもの聞くまでもないでしょ?最高だよ!!
乗り出してまだ3年くらいだけど、こいつは生涯の相棒。昔結婚するときに手放したけど、また購入してしまうくらい最高のバイクだな。
1度CB400FOURになったらなかなか他のバイクに乗りたいと思えない。乗り心地は個人差だろうけど、こんな旧車をのくらいの奴らは乗り心地なんか気にしないよ!!
……そういわれました。1度手放したCB400FOURを生活が落ち着いたという理由でまた買いなおしてしまうくらい魅力にとりつかれています。アンケートに協力いただきありがとうございました。
CB400FOURの中古相場
中古相場は99万~260万円と幅広く、レストアなしで99万円と驚きの価格です。フルレストアフルノーマル車になると260万円以上することもあります。この相場はあくまでも中古市場での調査ですので、もう少し安いものもあるかもしれないですし、もっと高額な価格で取引されている可能性もあります。
CB400FOURの当時新車価格
CB400FOURの新車価格は32万7,000円と今では考えられないほどの価格です。それだけCB400FOURにプレミア価格が付いているということです。
この先もどんどんプレミア価値がついていくと予想されていますので、購入は早い方が良いと思います。
CB400FOURのモデルチェンジ
CB400FOURは1974年に出たモデルで408ccのため、1975年に実施された運転免許改正により自動二輪車運転免許は中型免許となり400cc以下のバイク以外乗れなくなり、400cc以上のバイクを乗るのに自動二輪免許が必要になったためCB400FOUR408ccをボアダウンしなくてはならなくなりました。
これによりモデルチェンジをし、CB400FOUR-Ⅰ/Ⅱを発売しました。
初期型のCB400FOURのエンジンを408ccから398ccにダウン、従来の形をそのままにしたものをCB400FOUR-Ⅰ、アップハンドル仕様にしたものをCB400FOUR-Ⅱというデザイン変更も行われ2パターンラインナップされています。
タンクカラーもブルーはそのまま継続されていましたが、レッドは廃止されイエローが純正カラーに採用されました。
その他も細かい変更点はあるものの、初期型CB400FOURのデザインは受け継がれています。
CB400FOURのカスタム
CB400FOURには様々なカスタム方法があり、パーツも多様にラインナップされています。
カフェレーサー、族車、フルノーマルなど様々あります。その一部を紹介していきます。
CB400FOURのカフェレーサー
CB400FOURのカフェレーサーカスタムは無骨な男っぽさの雰囲気を出してくれ、カスタムの中でも渋いカスタムでまた違ったCB400FOURのスタイルで楽しめます。
シングルシートにセパレートハンドル、ショート管というスタイルがシンプルの中にもおしゃれ感がありかっこいいです。
CB400FOURの族車カスタム
ゴテゴテのペイントにアップハンドルにショート管。派手過ぎなくらいがちょうどいい族車スタイルのCB400FOURのカスタム。
ヤンキー思考のカスタム好きにはたまらないカスタムです。
CB400FOURにおすすめのカスタムマフラー
CB400FOURにおすすめのカスタムマフラーを紹介していきます。
ヨシムラのショート管
旧車カスタムで外せないヨシムラ製のマフラー。ショート管人気は絶大で、族車カスタムにもカフェカスタムにも、シンプルなカスタムにも様々なカスタムシーンで使えるのでカスタム性は抜群です。
RPMマフラー
アルミ製のデザイン性もあり、CB400FOURにピッタリ合うカスタムマフラーです。ショート管スタイルに飽きられた方、他と少し違ったカスタムをしたい方におすすめです。
マフラー音も抜群のサウンドを響かせてくれます。
トーキョー鉄管
昭和のサウンドと言えばトーキョー鉄管。抜群のサウンドを響かせてくれます。他のマフラーより希少価値が高く、価格が高いということもありますがそれだけの価値はあります。
昭和スタイルには最高のマフラーです。
CB400FOURにおすすめのハンドルカスタム
CB400FOURにおすすめのハンドルを紹介していきます
ハリケーン セパレートハンドル
カフェレーサースタイルには欠かせないセパレートハンドル。中でもおすすめなのがハリケーンのセパレートハンドルです。抜群のデザインと安心感がありCB400FOURにはおすすめのハンドルです。
アップハンドル
族車仕様に欠かせないアップハンドル。おすすめの高さは15cmで、運転もしやすく大人が乗ってもカッコよくそして、少しヤンチャ感がありかっこいいスタイルになります。
CB400FOURの伝説は続く
ホンダを代表する旧車であり名車。まさに伝説ともいえる人気ぶりにCB400FOURは後世にもしっかり受け継がれていくことは間違いなしです。
ホンダドリームとして販売が開始されたCB400FOURはまさに夢のバイクで、販売が終了して40年近く経ちますが現在でも語り継がれるほどのバイクです。
最高のバイクCB400FOURに乗りたいという方は早めに購入を検討されてはいかがでしょうか。
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