20年ぶりとなるフルモデルチェンジとなるスズキ・ジムニー4代目となるモデル。安全装備も充実しながら古典的なデザインセンスで高く評価されています。小さなボディでもタフさは抜群!!そんなスズキ・ジムニー4代目について詳しく紹介です。
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スズキ・ジムニー(4代目)とは
古典的なデザインでも安全装備は先進技術を導入、これまでのジムニーよりもさらにパワフルに強い走破性があるスズキ・ジムニー4代目。20年ぶりのフルモデルチェンジで非常に注目が熱く、カラーリングによれば納期まで1年以上先という人気ぶりもうかがえます。後輪駆動をベースに本格的なSUV本来の走破性が素晴らしく、国内で販売されているSUVの中では最強レベルです。それでいてコンパクトSUVならではの運転のしやすさもあり、1トンほどの車重で軽いので悪路でも乱れにくい走行性能があります。タフな走りにしてくれる頑強なラダーフレーム構造でどんな過酷な状況でもガンガン進める圧倒的な走破性。そして経済性に優れた軽自動車という魅力があるSUVはジムニーだけです。そんな魅力たっぷりなスズキ・ジムニー4代目についてここから詳しく紹介していきます。
スズキ・ジムニー(4代目)のスペック
スズキ・ジムニー(4代目)のスペックを紹介します。
グレード | XC |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1725mm |
ホイールベース | 2250mm |
車両重量 | 1040kg |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kw(64ps)/6000rpm |
最大トルク | 96N・m(9.8kg-m)/3500rpm |
燃費(JC08燃費) | 13,2km/L |
スズキ・ジムニー(4代目)のグレード一覧
スズキ・ジムニー(4代目)のグレードを紹介です。
グレード名 | エンジン | TM | 駆動方式 | 新車価格(万円) |
XG |
0.66ℓ直3DOHCターボ |
5速MT |
4WD |
145 |
4速AT | 155 | |||
XL | 5速MT | 158 | ||
4速AT | 167 | |||
XC | 5速MT | 174 | ||
4速AT | 184 |
スズキ・ジムニー(4代目)の購入見積書
スズキ・ジムニー(4代目)を購入をお考えの方に向けて購入見積書の概算を紹介します。
車両本体価格 | 1,705,000円 |
車両本体消費税 | 136,400円 |
自動車税(年額) | 10,800円 |
自動車取得税 | 30,600円 |
自動車重量税 | 9,900円 |
自賠責保険料 | 35,610円 |
リサイクル料金 | 8,650円 |
登録諸費用概算 | 50,000円 |
支払合計 | 1,986,960円 |
このスズキ・ジムニー(4代目)の購入見積書の概算はグレード:XCのものになり、値引きやオプションなどは含んでいない価格です。販売店によっても購入支払合計金額は変わってきますのであくまでも参考までにお願いします。
スズキ・ジムニー(4代目)は値引き可能?
スズキ・ジムニーの値引きはかなりシビヤなものとなっており、値引き額は少額になってきます。大量生産をされるような車両ではなく、カラーリングによれば納車まで1年待ちなんていうこともざらになってくるジムニー。少しでも値引き交渉をしたいのであればジムニーを扱っている店舗で購入額やオプション額、下取り車の底上げなどを頑張れば少しは値引きが可能です。値引き目標額として3~5万となっています。
スズキ・ジムニー(4代目)の中古価格
スズキ・ジムニーの中古価格は2019年1月現在ではほぼ中古市場に出回っていないという状況です。新車での納期が1年待ちという状況ですのでまだまだ中古市場が潤うというのは先のことになってきます。
スズキ・ジムニー(4代目)のカラーバリエーション
スズキ・ジムニーのカラーバリエーションを紹介です。
キネティックイエロー | |
シフォンアイボリーメタリック | |
ブリスクブルーメタリック | |
ミディアムグレー | |
ブルーイッシュブラックパール3 | |
ジャングルグリーン | |
シルキーシルバーメタリック | |
ピュアホワイトパール |
このスズキ・ジムニー(4代目)のカラーラインナップ表は参考までに作成したものです。実際のものとは異なりますので、あくまでも参考としてご覧いただくようお願いします。シフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ、キネティックイエロー ブラック2トーンルーフ、ブリスクブルーメタリック ブラック2トーンルーフ、キネティックイエロー ブラックトップ2トーンについては抜粋しておりますのでご了承ください。
スズキ・ジムニー(4代目)のインプレ
スズキ・ジムニーの購入を考えている方に向けて、実際に購入をされた方のインプレを紹介していきます。
【エクステリア】
「良く、この時代にこの形で出してくれた!」と、100点満点で200点あげたい出来。無駄の無い、機能と伝統に裏打ちされたデザインだと思います。Aピラーの立ち方、バンパーの切り欠き、屋根の水切り、インタークーラーバルジの無い四角いボンネットなど、シンプルで機能的。「●●に似ている」、と揶揄する人がいますが、チェンソーや刈り払い機が全部同じに見えるのと一緒で、機能のある形は実際に使っている人以外には似て見えるものです。タイヤハウスのクリアランスがJB23より広く、OPEN COUNTRY185/85R16はノーマル脚でも問題無く履けました(ただし、サスがフルストロークした状態でロックまで切った状態は未確認)。【インテリア】
乗用車然としたJB23と比べると、私はJB64の直線的な内装が好みです。XC、XLのシートはJB23比で腰回りのサポートが良くなり疲労感は大幅に減少しました。ステアリングのチルト幅は少なめ。頭上空間はベルトライン上の絞りがなくなったお陰で前席・後席とも広々。直線的インパネやバルジが無くなって平になったボンネットの効果で、軽とは思えない広さ感があります。ペダル類のオフセットも少なく、左足のフットレストまで作る空間はありませんが、操作性は良好。後席の倒し方や荷室のフラット化でユーティリティは向上。【エンジン性能】
F5AやF6Aはドッカンターボでしたが、K6Aではかなりマイルドになり、R06Aはどこでターボが効いたのか分かりづらいマイルドなものになりました。回してもパワーの盛りあがりは感じられず、車速だけがすーっと伸びていく感じ。使いづらい部分は無く、静かでジェントルです。防音性も上がっているのでエキサイティングではありませんが低回転域での粘りはF6Aより有ります。トルク感を求める方はシエラをお薦めします。私は、多少パワー感がなくても、このガッチリした剛性感あるMTを操ることに快感を感じてしまいました。このミッションの操作感は抜群ですよ。ギア比は、個人的にはもう少しローギアードでも良いかなと思いますが、燃費を加味すればこんなものかな。【走行性能】
JB23までは軽自動車として作ったシャシに660と1300のエンジンを押し込んだものだったのですが、今回は最初から普通車として作ったシャシに国内向け限定で660を嵌め込んだ感じがします。軽のジムニーは明らかに「シャシが勝った」状態であり、MTでは限られたパワーをシフト操作で上手に使うイメージになります。この10年ほどJB23のATに乗っていたので、忘れていた愉しさが戻ってきた感じです。時速80km位までしか出していませんがジャダーは一切感じません(私のJB23は75kmで強烈にでました)。未舗装林道での4L走行では、ジムニーの楽しさが全開に!
仕事で来ているはずなのに、走るのが楽しすぎて手段が目的化しています(汗)。JB23で跳んだり跳ねたりしていた林道の水切りの段差はさらっといなし、深い轍もライン取りの必要すら感じず、突っ込むのが快感に・・・。ボディの軋みも皆無。「もっと骨のある道走ってくれない?」と車に諭されている様にすら思います。ブレーキLSDを効かせるほどの条件には、意図的にしないとなりません。ノーマルでこれは凄い。【乗り心地】
車体剛性はJB23とは全くの別物。ラダーフレームの剛性アップだけでなく、上物のボディもしっかりしていて、ドアを開閉した際の「ブリキの箱の音」がしなくなっています。足が良く動くようになって、路面追従性も高くなったので前後リジットサスを舗装路で乗る際の欠点はかなり小さくなっています。むしろ「乗り心地が良い」と感じる人も多いのではないでしょうか。一般道を150km走った際の疲労度は、JB23比で激減。ただし、タイヤをノーマルのBS H/TからTOYO R/Tに替えると、しなやかさはかなり減退してゴツゴツ感が出ます。【燃費】
郊外の信号の少ない一般道(カーブ・アップダウンは多め)を150km走って計測。60km/hで5速2400回転、17.5km/l(平均燃費計)。奇しくも、WLTC-Mモードの数値とピッタリ一致しました。空いた一般道では、以前に乗っていたJA22MT(14-14.5km/l)よりも大分良く、JB23のAT(13km/l)よりは格段に良いです。1tの車体を660ccで引っ張って、この燃費ならば上々です。ギアリングと電スロの設定により稼いでいる部分も大きいと思います。【価格】
ディーラーオプションと本体値引き合わせて7万円程度のディスカウント(165万円)でした。今回の新型は中身を考えれば恐ろしく安い!フレームとボディ、足回りには本当に力が入っていることが、乗るとすぐに分かります。JB23とのトランスミッション共有化が無かったらこの値段にはなっていないでしょう。【総評】
古典的レイアウトの本格的四駆が、軽自動車として新型で現代に出てくることはこれで最後なのではないかと思います。奇しくも、同じタイミングで日産ノートの全輪電動四駆が発表になりました。20年後は世の中全てそうなっているのでしょうから、「The四駆」をこれからしばらく享受できる我々は幸せ者だと思います。スズキさん、骨太のモデルチェンジ、本当に有り難う!
【エクステリア】
スクエアなボディで余計なものが無く、カッコ良いと思います。道具感が良いですね。【インテリア】
昨今の軽自動車の内装からするとシンプルで、人によっては寂しいと感じるかもしれません。
私は満足しています。【エンジン性能】
車重が1トン以上ありますので、非力と言わざるとをえませんが、私は飛ばさないので特に気にしていません。
パワフルさを求めるのであれば他の車を乗ります。【走行性能】
まだ納車されたばかりなのでオフロードは試していませんが、高速道路及び一般道では必要にして十分な走行性能だと思いました。【乗り心地】
とても良いです。最初脚の柔らかさに驚きましたが、走っていて不安のなることもなく、とても良くできた脚では無いかと思います。【燃費】
街乗りで平均12キロ~15キロ位。車重が重いので現代の軽自動車では悪いのでしょうが、前車がハイオク指定でリッター5キロだったのでw 気にしていません。【価格】
軽自動車ではかなり高額。XCだとオプション入れると簡単に諸費用込み260万円以上になります。
(私のジムニーはフルオプションの新古車だったので更に高かった)【総評】
再販ランクル70もそうでしたが、プロの道具感が気持ち良い。そこに魅力を感じればどんな事でも許せます。唯一無二の存在。ただ、新型になって間もないのでパーツが少なく、カスタム派の方はJB23のコンプリート車両の方が楽しめるかもしれません。価格もそんなに変わらないので。(どちらも軽自動車では高額)
スタッドレスも準備して冬の時期が楽しみなのですが、今年は雪が少なそうなのでちょっと残念(笑)
スズキ・ジムニー(4代目)のまとめ
スズキ・ジムニー4代目についてまとめていくと、コンパクトSUVとは思えないほどの走破性と先進技術を導入された魅力の本格的なオフローダー。2018年に販売が開始されてい以降も受注の数は素晴らしいもので、1年先まで納車ができないということもあります。古典的なデザインはまさにジムニーらしくザ・SUVというゴツっとした印象を誰しもが受ける仕上がりです。古典的なデザインながらも従来のジムニーよりも軽量化でコンパクトなボディ、動力性能向上、走破性向上、安全装備の導入とまさに国内では右に出るものはないコンパクトSUVの代表格ともいえる存在になります。燃費性能は近年の軽自動車よりも劣るものの、エンジンを含めすべての面で低燃費という志向はなく走りに重点を置いた車であるということは理解することは必須です。日頃からのドライブも実際に楽しくなったというユーザーの声も多くあり、本来の車という運転を楽しませてくれるスズキ・ジムニー4代目はアクティブなドライバーには非常におすすめで一台となっています。
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