ワイルドスピードシリーズ初の作品であるワイルドスピードに登場したオレンジ色のスープラ。ブライアンがドミニクの工場にもってきたボロボロのスープラがレストアされた映画オリジナルのスープラを現実で再現したら一体いくらくらいの費用がかかるのかを今回この記事で紹介です。
ワイルドスピードシリーズ初作品を少し紹介
ワイルドスピードシリーズ初の作品、ブライアン・オコナー演じるポール・ウォーカー、ドミニク・トレット演じるヴィン・ディーゼルの2大主演で映画がスタート。当初、無名の俳優だった2人もこの映画がきっかけで世界的ハリウッドスターになっていきます。
そのワイルドスピードの物語は、ブライアン・オコナーがストリートレーサーになりきって、ドミニク・トレットに近づき潜入捜査をするという物語。そして、ブライアンは潜入捜査をしながらもドミニクという男に惹かれていき最終的に逮捕をするところか、逃がしてしまうという結末です。
ざっとした説明でワイルドスピードの物語が全く入ってこないと思いますので、そこはしっかりと映画をみていただくとして。今回のこの記事で紹介したいのは、このワイルドスピードという映画に登場するオレンジのスープラについてです。魅力的でかっこいいオレンジのスープラについて詳しく紹介していきます。
ワイルドスピード仕様のオレンジのスープラがかっこいい
ワイルドスピードに登場するオレンジのスープラですが、これは80スープラと呼ばれる車両をベースに映画オリジナルで制作されたフルチューンモデルになります。映画ではストリースレースで自分の車を賭けてドミニクと勝負したところ、負けてしまいましたが、その時乗っていた三菱 エクリプスGSはあることから爆破されていまいます。そのせいでブライアンはドミニクに自分の車を渡すことができず、そこで用意したのがボロボロのスープラです。
ドミニクの要求はゼロヨンでしたが、なんだこれは?っと笑いながら言うものの、ブライアンがエンジンを開けてみろよということでしぶしぶ開けるドミニク達はエンジンを見た瞬間に全面撤回というくらい最高のエンジンが積まれていたスープラという設定になります。
外装はボロボロなので、まぁ現実世界でいうフルレストアに近いことを映画でもしています。そこで誕生したのがオレンジのスープラで、劇中では結局ブライアンが乗りフェラーリとのストリートレースで悠々勝ってしまうくらいの仕上がりです。
それもそのはず、ワイルドスピードのオリジナルスープラは、2JZ-GTEエンジンのターボチャージャーにターボネティックス製T66タービンを装着しており、さらにはNOSシステムを組み込んだモンスターエンジンという設定になります。最高出力は700馬力オーバーという強烈なスープラです。しかもカラーの原材料はランボルギーニ・ディアブロ用のキャンディーパールオレンジというスーパーカーのカラーを取り入れています。しかもアメリカらしいステッカーをボディサイドに張っているのが非常に印象的なスポコンカスタムです。
80スープラの現在の中古価格を紹介
実際に80スープラを購入しようとすれば日本の中古価格では一体いくらくらいするのか中古価格を見ていきます。
80スープラの中古価格 | 128万円~600万円 |
80スープラの中古価格は日本円で128万円~600万円と価格幅がけっこうあります。これは中古状態であったり、グレードによる違い、カスタム内容などが要因です。実際に80スープラの上位グレードはRZというグレードで、ワイルドスピードで使われているスープラもRZというグレードになります。
このRZというグレードの80スープラがやはり中古市場でも非常に高値で取引されており、車好きであればこのRZ以外眼中にしていない方も多くいます。カスタマイズカーともなると600万円台に乗ってしまうほどです。
発売から20年近く経過しているというのにこの価格、付加価値がどんどんついていっている車種の1つなので購入は確実に早いほうがいいでしょう。
80スープラをワイルドスピード仕様にするにはどうしたらいいのか
80スープラを購入してワイルドスピード仕様のスープラにカスタマイズしたいという方も映画のファンならそう思う方もいると思います。では80スープラをどうカスタマイズしたらワイルドスピード仕様のスープラになるのか、それはBOMEX製のエアロを装着または、ヴェイルサイドというショップにてワイルドスピード仕様のスープラを制作してもらうかが速いでしょう。
特にヴェイルサイドはワイルドスピードに出てくる車の制作をしている会社でもありますので、納期までかなりの時間を要しますが確実なワイルドスピード仕様のスープラが完成して乗ることができます。その代わり価格帯もなかなかのものになるのでよほど余裕がなければ注文することが難しいです。
あくまでも目安ですが、ワイルドスピード仕様のオレンジスープラにかかる費用は【300万円~500万円】ほどの予想はしておいたほうがいいでしょう。
ワイルドスピード仕様の80スープラがどうしても欲しい
ワイルドスピード仕様の80スープラがどうしても欲しい、乗りたいんだ!!という方で、1からカスタマイズしてもらう余裕がないという方にはコンプリートカーを中古で購入するか、オークションなどで出るのを待つというのが一番の安くワイルドスピード仕様の80スープラを購入する方法です。
この方法の場合ですと確実性は少なくなるので、ワイルドスピード仕様の80スープラが絶対にどうしても乗りたい!!その気持ちがあれば即ヴェイルサイドさんに注文してみてはいかがでしょうか。
ワイルドスピードの撮影に使われた80スープラはオークションでどんでもない価格に!!
ワイルドスピードの撮影で実際に使われた80スープラが、ポール・ウォーカーさんが亡くなられた後、海外のオークションに出品されていたことがありその落札価格がとんでもない価格になっていたことが驚きです。
その価格は日本円にして約2,240万円!!もう、スーパーカーを購入できるほどの落札価格です。映画の記憶を蘇らせるそのオレンジのボディカラーに大型ウィング、スポコンアメリカンらしいデカール、手に入れたファンは実際に今どういう風に扱われているのかが気になります。
シリーズを通して魅力的な車が多い映画で、オレンジのスープラはその始まりだな
ワイルドスピードシリーズといえばシリーズを通してド派手にカスタマイズされた車や、ワイルドスピードのためだけに制作されたカスタマイズなども多数出てきます。魅力的な車が多い中、ブライアン・オコナーが乗ったこのオレンジのスープラはワイルドスピードの原点でもあり、そしてすべての始まりともいえる車です。
実際に今回紹介したワイルドスピード仕様のオレンジのスープラの改造方法や安く手に入れる方法はあくまでも想定です。まずはヴェイルサイドさんに80スープラをワイルドスピード仕様にしたいのですがという注文をしてみたり、車屋さんにオークション会場で出回っていないなど、自分の足でしっかりとリサーチをしていかないとこんな特別な仕様のスープラは手に入りにくい代物となっています。
絶対に乗りたい、絶対に欲しい所有したいという方は80スープラがさらに価格高騰する前に手に入れてみてはいかがでしょうか。この記事を最後までご覧くださりありがとうございました。
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