ダイハツ新型タント/タントカスタムが7月9日ついに全国で販売が開始されました。新型タントに搭載される新技術、設計を見直された新しいプラットフォームに新開発エンジンと全モデルよりもグレードアップして新登場!!そんなダイハツ新型タント/タントカスタムについて紹介です。
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ダイハツ新型タント/タントカスタムについて
2019年7月9日にダイハツが新型タントとその派生車種であるタントカスタムをフルモデルチェンジを行い発売を開始しました。
ダイハツ タントの初代モデルが2003年に軽ハイトワゴンとして販売が開始されてから16年の月日が流れ、このフルモデルチェンジによりとうとう4代目ともなっています。今回の新型タントは新世代のクルマつくりの思考であるDNGAに基づいて制作されたダイハツとしては第1弾のモデルになります。これまでのタントとは構築から細かな部品まですべてを見直し、今回のフルモデルチェンジで世界初となる技術も搭載されており注目の軽自動車です。
そして、この新型タントは当初予定されていた販売目標台数よりもはるかに多い1,5倍の受注を受けています。さらにはダイハツ車種、今年、2019秋にはDNGA第2弾となる車種が発表されるそうなので、今年のダイハツからは目が離せないという状況です。
ダイハツ新型タント/タントカスタムは前モデルと価格が変わらない
新しい設計にすべての見直しで再構築された新型タントにタントカスタム、前モデルよりも価格が跳ね上がってるのでは?という印象も聞く限り受けますが、それがその逆で価格はなんと前モデルと全く同じであり、グレード設定別にみてもすべて同じという価格設定には驚きです。
先進技術をたくさん装備しても、設計や開発にどれくらいの費用がかかっても前モデルと変わらず価格設定しているところが、さすがDNGAに基づいて制作されているなと感じます。
ここがすごいぞダイハツ新型タント/タントカスタム
今回のフルモデルチェンジにより、実際ここがすごいというところが大きく分けて3つあります。新型タント/タントカスタムここがすごいぞ3項目紹介です。
ミラクルウォークスルーパッケージ
2007年に販売されたモデル2代目タントから継続されて採用されているBピラーのない「ミラクルオープンドア」は今回の新型タントにももちろん継続されています。ミラクルオープンドアとは、助手席側のピラーをフロントドア後部とスライドドア前部に内蔵しており、その内蔵部分にはハイテン材という高張力鋼板という強度の高い鉄板を用いて衝突にも安全を確保しております。
このミラクルオープンドアのおかけで子供やご年配の方、足腰がつらいという方まで乗り降りしやすい設計となっています。このミラクルオープンドアという技術はタントだけの装備となっており、これは非常に役に立つ機能です。
スマートアシスト
前モデルまでのタントの予防安全機能「スマートアシスト」には衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームという機能をもっていましたが、これまでの機能を進化、されには追加された新たな4つもの機能を設定されています。
ADB
意外と知られていない日本の道路交通法では、車を夜間走行させるときには杖にヘッドライトはハイビームという決まりになっています。そして対向車がいるときだけロービームにするというのが日本の道路交通法です。
これが意外にも面倒で、忘れがち、そんなアシストをしてくれるのがADB。ハイビームで走行中に対向車を自動で検知してくれて、対向車側が眩しくなくなるように自動で減光してくれます。新型タント/タントカスタムには全グレードに標準で装備されているのでそこがまたすごいです。
サイドビューランプ
サイドビューランプとは、通常のヘッドライトに加えて、さらに右に曲がるときには右を照らすライト、左に曲がるときには左を照らすライトつまり補助灯を追加しており、後退時にも後ろ左右を照らす補助灯がつけられているので安全性がぐっとアップしています。
車線逸脱抑制制御機能
クルマが車線をはみ出そうとすると、メーター内で警告表示されるとともに、車線を戻すようにステアリング操作を行ってくれて運転支援を行ってくれます。
進入禁止標識認識機能
ステレオカメラが進入禁止の標識を検知するとメーターにてお知らせしてくれます。
ブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)
今までのスマートアシストにはエンジン出力を制御して誤発進を防止していたのに対し、新型タントのスマートアシストはブレーキ制御を追加しており、さらに安全に安心した防止機能になっています。
スマートアシストプラス
スマートアシストプラスは、先行車に追随して車速と車間距離を自動で維持してくれるだけでなく、停車までアシストしてくれるアダプティブクルーズコントロールと、車線の中央を走行できるようにステアリング操作をアシストしてくれるLKCを搭載しています。
世界初と軽自動車初がなんと全部で7つも
新型タントには世界初となる機能がさきほど記載したADBとこれから下記で紹介する6つの機能が世界初、軽自動車初となる機能があります。
世界初【最大540mmスライドする運転席】
運転席から開くスライドドア、540mmのロングスライドシートで運転席が後席と密着位置まで後ろに下げることができるのは驚きです。ここまでスライドさせれることで、運転席から後席の移動、ピラーインドアからの運転席乗り降りが非常にスムーズにできます。お子様がまだ小さいという家庭は、運転席に座ったまま後席の子供を世話することができるのでハプニングが起きればすぐに対処することが可能です。
軽自動車初【パワースライドドアにロック予約機能】
パワースライドドアが閉まっているのを待つという時間を短縮すべく、ロックに予約機能がついています。パワースライドドアが閉まっている途中、フロントドアハンドルのタッチ式リクエストスイッチを触れることで自動的にドアロックの予約がされるという機能です。
軽自動車初【ウェルカムオープン機能】
お買い物が多くなる主婦の方に便利なウェルカムオープン機能。車から降りる際、インパネに設置されているスイッチを押しておくだけで、車に戻った時に自動でパワースライドドアが開くように設定できます。ただ車に近づくだけで開くのでお買い物帰りに手が塞がっている状態でも安心です。
軽自動車初【スマートパノラマパーキングアシスト】
ダイハツ公式ホームページより出典駐車時に白線を自動で感知して、ステアリング操作を自動でアシストしてくれるスマートパノラマパーキングアシスト。縦列駐車や車庫入れ時のバックが苦手な方には非常にうれしい機能でもありますし、ステアリング操作に気を取られず安心して周囲の安全確認を的確に行うことができます。
日本初【マルチスパークエンジン】
エンジンの回転には、燃料と空気の混合気をシリンダーに噴射して圧縮そして点火、爆発してからピストンを押し下げそして排気という行程で車のエンジンが動いています。これまでのエンジン概要では点火は1回に対し、新型タント/タントカスタムに搭載されるマルチスパークエンジンは複数回点火されるのです。燃料噴射方法を改良することにより燃料効率が上がり、燃費向上につながっています。
世界初【D-CVT】
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福祉車両モデルもフルモデルチェンジ
ダイハツ公式ホームページより出典新型タントのフルモデルチェンジということは、福祉車両としても使われているモデル「フレンドシップシリーズ」もフルモデルチェンジされています。
福祉車両と標準車の垣根を打破するというのがダイハツの目的で、購入に踏みとどまっている福祉車両というハードルの高さを感じさせ消費者たちが多いのをダイハツは今回着目しており、標準車から福祉車両を今回は販売しています。というのも、標準車にオプション装備という名目でウェルカムターンシートを設定しており、手の届きやすいという感じにさせているので消費者としては購入に一歩でやすい形を提供してくれているのです。
ボディカラーが新型タント9色、新型タントカスタムは全11色
ダイハツ公式ホームページより出典新型タントのボディカラーは下記の表の9色
・アイスグリーン
・マスタードイエローマイカメタリック
・ブルーミングピンクメタリック
・シャイニングホワイトパール
・ホワイト
・ブラックマイカメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ファイアークォーツレッドメタリック
新型タントカスタムのボディカラーは下記の表の11色
・シャイニングホワイトパール
・パールブラック
・ブラックマイカメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・マスタードイエローマイカメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン
・ブラックマイカメタリック×ファイアークオーツレッドメタリック
ダイハツ新型タント/タントカスタムの新車価格
新型タント・グレード別新車価格 | |
L(スマートアシスト非装着車):2WD | 122万円 |
L(スマートアシスト非装着車):4WD | 134万円 |
L:2WD | 130万円 |
L:4WD | 143万円 |
X:2WD | 146万円 |
X4WD | 158万円 |
Xターボ:2WD | 156万円 |
Xターボ:4WD | 168万円 |
新型タントカスタム:グレード別新車価格 | |
カスタムL:2WD | 154万円 |
カスタムL:4WD | 167万円 |
カスタムX:2WD | 166万円 |
カスタムX:4WD | 179万円 |
カスタムRS:2WD | 174万円 |
カスタムRS:4WD | 187万円 |
ダイハツ新型タント/タントカスタムのスペック
ダイハツ新型タント/タントカスタムのスペック | |
全長×全幅×全高 | 3,395mm×1,475mm×1,755mm(4WDは1,775mm) |
ホイールベース | 2,460mm |
車両重量 | 880~1,000kg |
乗車定員 | 4人 |
最高出力(NA/2WD) | 38kw(52ps) |
最大トルク(NA/2WD) | 60N・m(6.1kg-m) |
JC08モード燃費(NA/2WD) | 27.2km/L |
ライバル「ホンダ N-BOX」に打ち勝つことができるのか
ライバルであるホンダ N-BOX、これまで月間平均販売台数では2倍ほどの差を出してホンダ N-BOXがダイハツ タントに差をつけていたものの、今回のフルモデルチェンジで新型タントがどれほどの人気を獲得して売り上げを伸ばしていくのかが非常に気になるところになります。
とはいえ、実際に新型タントの発表会ではダイハツ担当者の新型発表会での質疑応答で「ホンダ N-BOXについてどう考えているのか」という質問で「もともと、N-BOXの販売台数を超えるために新型タントを開発していない、お客様第一で開発している」とのこと、新型タント/タントカスタム非常に期待できます。
ダイハツ新型タント/タントカスタム、これは人気が出そうだ!!
ダイハツ新型タント/タントカスタム、これまでとは違った技術革新で軽ハイトワゴンというカテゴリーをさらに進化させたほど実力でどれほど人気が出るのかは計り知れないです。実際に予約販売台数も当初の予定より1.5倍以上かそれ以上の勢いで販売が受注されています。
ダイハツ新型タント/タントカスタム、いやーこれは目が離せない実力ある一台となりさらに人気が高くなったタント/タントカスタムとなるでしょう。
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