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70年代かっこいい旧車

百花繚乱!!今でも通用する70年代のかっこいい旧車を8台選んでみました

日本の高度成長が終わりをつげ、オイルショックに襲われた70年代は、日本の車づくりが進化していくターニングポイントでもありました。そんな70年代に作られたかっこいい旧車は今でも時折見かけられます。そこで70年代の旧車からかっこいいものをピックアップして紹介します。

70年代のかっこいい旧車①トヨタ・スターレット

トヨタ スターレット

Wikipediaより出典

トヨタ・スターレットは今日のビッツに続く、トヨタのエントリーモデルでした。1973年に登場したスペシャリティークーペで、発売当時は「パブリカスターレット」と呼ばれていました。直線的デザインの2ドアファストバッククーペで、後に4ドアセダンも登場しました。エンジンは1リットルと1.2リットルの2本立て。特に1.2リットルツインキャブのエンジンは力強い走りで人気が出ました。

1978年登場の2代目スターレットは、2ボックスのハッチバックにボディー形状を変更。エントリーグレードがFF化されていく中、FRで構成され、フロントディスクブレーキを装備するなど、1.3リットルのエンジンとあいまって、スポーティな走りに人気が集まりました。また、FR車のため1980~90年代にかけて、競技用車のベースに改造されるものも多かった車です。

70年代のかっこいい旧車②トヨタ・カローラレビン

トヨタ カローラレビン

Wikipediaより出典

初代カローラレビンが登場したのも70年代です。カローラの派生車種として、セリカに搭載されていた1.6リットルDOHCエンジンを搭載してデビューした、通称27レビン。1トンを切る軽量な2ドアクーペのボディーに1.6リットルエンジンはパワーに勝り粗削りでワイルドな走りは当時の車好きの若者のハートを掴み人気車種になりました。また、74年登場の2代目は排ガス規制に泣いた悲運の2代目前期(TE37)と言われ、激レア車種としてレストア車も少なく一部の熱狂的マニアには知られた車です。その後、2代目後期(TE51/TE55)から3代目(TE71)へモデルチェンジを重ねて人気車種の地位を固めていき、80年代登場の4代目、通称86レビンへ繋がります。そして、20年が経過しようとしている今日でも人気を維持しており、その礎は70年代に求めることができます。

70年代のかっこいい旧車③いすゞ・117クーペ

いすゞ 117クーペ

Wikipediaより出典

いすゞ自動車と言えばトラックのメーカーとして有名ですが、一昔前までは乗用車も作っていました。85年発売のジェミニは「街の遊撃手」のコピーと斬新なCMで話題になりました。いすゞが1968年にイタリアのジウジアーロのデザインを引っ提げ、市場に送り出したのが117クーペでした。68年の生産開始以来70年代を通して生産されたいすゞのフラッグシップモデルでもありました。

FRで、1.6~2.0リットルの3タイプのエンジンが用意されています。さらに、初代モデルのボディーは大部分が手作りという伝説が残る繊細なデザインのため、月産台数も50台前後という稀少な車種でした。また、室内もウッドパネルやレザーを用いた上質のインテリアなど豪華な造りになっています。それにより、販売当時172万円と非常に高価な車だった事も稀少性が高い理由の一つです。

70年代のかっこいい旧車④日産・スカイラインHT2000GT-R

日産 ケンメリ

Wikipediaより出典

70年代を代表するかっこいい旧車にはやはりこの車は欠かせないでしょう。初代ハコスカGTRの後を受け、1973年に発売されたカイラインHT2000GT-R、通称ケンメリ。2リットル160馬力のエンジンを搭載して登場しました。排ガス規制のため、生産台数はたった197台という激レア車種で、旧車マニアの間でもトヨタ2000GTと並ぶ伝説のモデルです。海外オークションなどでは「1億の声が掛るのでは」という噂もまことしやかに伝わっています。このケンメリGT-R以降、GT-Rの称号は1989年まで途絶えてしまいました。

70年代のかっこいい旧車⑤日産・シルビア 2000ZSE-X S110型:日産・ガゼールS110型

日産 シルビア

Wikipediaより出典

1975年に登場した2代目S10型はサニーをベースに開発された車で、トヨタセリカのライバル車の位置付けでしたが、販売数では遠く及ぶことはありませんでした。2代目シルビアの後継として1979年に登場したしたのがS110型シルビアでした。プラットフォームはサニーと共通で、ボディタイプはハードトップクーペと3ドアハッチバックの2タイプ。エンジンは当初は1.8リットルのみでしたが、後に2リットルも追加されました。

また、3代目シルビアには兄弟車として「ガゼール」があります。ガゼールはシルビアと構造は共通でしたが、革巻きパーキングブレーキレバーなどを採用するなど、高級路線で差別化していました。さらに、シルビアに比べメッキパーツを多用するなど、個性を前面に出した商品展開を行いました。なお、ガゼールには特筆すべきモデルがあり、79年から放送されていたドラマ「西部警察」で石原裕次郎が使用したオープンタイプのモデルです。同車は石原裕次郎記念館に展示されていましたが、残念ながら同館が2017年8月末に閉館しました。

70年代のかっこいい旧車⑥マツダ・サバンナRX-7 SA22C型

マツダ RX-7

Wikipediaより出典

1978年3月に登場したサバンナRX-7はマツダ得意の2ロータリーのロータリーエンジンを搭載しながら、オイルショック影響での省エネの機運が高まる中、最新技術を投入し燃費を従来比40%アップさせるなど環境にも気を配った車でした。RX-7と言えばかっこいいリトラクタブルヘッドランプと言われるほど、外観上最大の特色が目につきます。フロントノーズも低くいデザインとあいまって、空気抵抗係数も最高水準にありました。また、手動サンルーフを搭載した設定もあり、重いサンルーフの取り外しと、その後の後部座席への積込は往年のオーナーの語り草になっています。さらに、RX-7は思い入れの強いオーナーが多いのか、発売から40年たっても街でたまに見かけることもあり、旧車と言うより名車と行った方がいいかもしれません。

70年代のかっこいい旧車⑦マツダ・ロードペーサー

マツダ ロードペーサー

Wikipediaより出典

マツダロードペーサーも忘れてはならない1台です。ロードペーサーは1975年にマツダが投入したプレステージカーで、この車の特色は、ボディーが他社製という事でしょう。オーストラリアのGM系メーカーから4ドアセダン「ホールデンプレミア―」のボディを調達し、マツダの誇るロータリーエンジンを搭載した異色の車なのです。オーストラリア製のボディーのため、その大きさはセンチュリーやプレジデントクラスの大型ボディーに環境性能も良かった2ロータリーエンジンを搭載したので、静かで広い室内にハイパワーなエンジンとプレステージクラスの他車にも全く引けを取る事のない性能でした。しかし、368万円という価格は、センチュリーやプレジデントよりも100万円近くも割高だったことがあだとなって販売実績は低迷し、1979年にひっそりと生産は終了しました。

70年代のかっこいい旧車⑧三菱・ギャランGTO

三菱 ギャランGTO

Wikipediaより出典

1970年10月に発表されたギャランGTOはロングノーズにダックテールのスタイルは完全オリジナルで、単にギャランの派生車種というものではありませんでした。構造もシャシーやドライブトレインの手を入れ、生粋のスポーツモデルとして誕生しています。特に70年12月に発売された「ギャランGTOMR」はDOHC直列4気筒の1.6リットルのエンジンを搭載し、最高速度200キロに迫るかっこいいホットモデルです。また、性能に比して価格は抑えられていたので当時の走り屋に好まれる車でした。その後、オイルショックや排ガス規制、そして時代の波に飲まれ惜しまれながら1976年12月に販売終了となりましたが、間違いなく70年代を駆け抜けた名車の一つと言えるでしょう。

70年代のかっこいい旧車おまけ!!バモスホンダ

バモスホンダ

Wikipediaより出典

番外という事で少し変わった車を紹介しましょう。バモスホンダ。1970年11月発売のホンダの生み出した軽の多目的レジャーカーです。今風に言えばRV車で、軽のワゴン車ですが、遊び心満載の車でした。バモスのシャシーなどの下回りは軽トラのものをそのまま流用されていましたが、スタイルは全然違うものです。完全オープンの屋根にフロントウインドウとライト、インパネのある傾斜のついたフロント、そして床板はフルフラットでベンチシートが2列並んでいます。スペアタイヤはフロントグラスの下の正面に取り付けられており、前から見るとヘッドライトとタイヤが目立つスタイルです。さらに、エンジンはミッドシップに配されるなど凝った仕様でしたが、当時の時代には早すぎたのか、生産台数2530台と伸びませんでした。あまりに早すぎたRVだったのです。その後、1999年に発売された軽自動車のバモスはこの車から名前を貰っていますが、まったく別物といって良いでしょう。バモスは天才本田宗一郎に時代が追い付いていなかった証左なのかもしれません。

70年代のかっこいい旧車は今も輝いています

70年代かっこいい旧車

1970年代はオイルショックや排ガス規制と車たちには受難の時代でもありました。そんな中、技術力で一つ一つ問題をクリアしていく自動車産業はまさに日本経済のけん引役でした。当時、あこがれの車でドライブへ行くのはステイタスでもありました。百花繚乱のかっこいい車たちは、時代を超えて今なお輝いており、街の片隅には40年の時を超えて現役の車もまだ多く見られます。機会があれば色褪せない旧車の魅力を感じてみましょう。

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