レクサス・RCは2014年に登場したプレミアムスポーツです。レクサスのスポーツクーペとしての走行性能は抜群で、レクサスらしい豪華な室内や快適性の魅力的なスポーツカーとなっています。そんなレクサス・RCについて詳しく紹介です。
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レクサス・RCとは
2014年に登場したレクサス・RCは、レクサスのスポーツクーペとして人気が高くありエレガンスなデザインと豪華な室内空間はまさにレクサスならではのものとなっています。グレード別に機動力は異なっており、最上級グレードであるRC Fの場合ですと477馬力のモンスター馬力を発揮するほどのサーキット走行できるプレミアムスポーツカーです。その他のグレードもRC Fの馬力には劣りますが、プレミアムなデザインとスポーティな存在感はまさにハイセンスを感じさせてくれます。滑らかな走り出し、落ち着いたドライビングを楽しませてくれる特徴的な乗り味と、レクサスらしいクオリティの高い車内空間や快適性はまさに最高で至高のプレミアムスポーツカーです。そんなレクサス・RCについてここから購入時に気になることに関して詳しく紹介していきます。
レクサス・RCのスペック
レクサス・RCのスペックを紹介です。
グレード | 300h |
全長×全幅×全高 | 4695mm×1840mm×1395mm |
ホイールベース | 2730mm |
車両重量 | 1740kg |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC+モーター |
総排気量 | 2493cc |
最高出力 | 131kw(178ps)/6000rpm |
最大トルク | 221N・m(22.5kg-m)/4200~4800rpm |
燃費(JC08燃費) | 23,2km/L |
レクサス・RCのグレード一覧
レクサス・RCのグレードを紹介していきます。
グレード名 | エンジン | TM | 駆動方式 | 新車価格(万円) |
300 |
2ℓ直4DOHCターボ |
8速AT |
FR |
530 |
300″Fスポーツ” | 592 | |||
300″バージョンL” | 594 | |||
300h |
2.5ℓ直4DOHC+モーター |
CVT |
574 | |
300h”Fスポーツ” | 636 | |||
300h”バージョンL” | 638 | |||
350 |
3.5ℓV6DOHC |
8速AT |
608 | |
350″Fスポーツ” | 690 | |||
350″バージョンL” | 672 | |||
RC F | 5ℓV8DOHC | 982 |
レクサス・RCの購入見積書
レクサス・RCを購入をお考えの方に向けて購入見積書の概算を紹介します。
車両本体価格 | 6,390,741円 |
車両本体消費税 | 511,259円 |
自動車税(年額) | 58,000円 |
自動車取得税 | 172,500円 |
自動車重量税 | 49,200円 |
自賠責保険料 | 36,780円 |
リサイクル料金 | 12,710円 |
登録諸費用概算 | 60,000円 |
支払合計 | 7,291,190円 |
このレクサス・RCの購入見積書の概算はグレード:350″Fスポーツ”のものになり、値引きやオプションなどは含んでいない価格です。販売店によっても購入支払合計金額は変わってきますのであくまでも参考までにお願いします。
レクサス・RCは値引き可能?
レクサス・RCの値引きは元々値引き交渉をしてくれるようなレクサス社ではないので、なかなか厳しいという状況です。下取りの車などを高く買い取ってもらうなどで交渉してみるのがおすすめの方法になります。値引き目標額としては4万円ほど値引きできれば上等です。
レクサス・RCの中古価格
レクサス・RCの中古価格は288万円~650万円となっています。グレードにより価格帯に大きな幅がりますので、中古市場でも平均価格が読みにくい車両です。走行距離が伸びていてもそこそこの価格はするので、中古での購入でも350万円以上の車両を購入する方がおすすめできます。
レクサス・RCのカラーバリエーション
レクサス・RCのカラーバリエーションを紹介していきます。
ホワイトノーヴァガラスフレーク(“F SPORT”専用色) | |
ソニッククォーツ(“F SPORT”以外) | |
マーキュリーグレーマイカ | |
ソニックチタニウム | |
ブラック | |
グラファイトブラックガラスフレーク | |
ラディアントレッドコントラストレイヤリング | |
ネープルスイエローコントラストレイヤリング(“F SPORT”専用色) | |
ヒートブルーコントラストレイヤリング(“F SPORT”専用色) | |
ラヴァオレンジクリスタルシャイン(“F SPORT”専用色) | |
スパークリングメテオメタリック |
このレクサス・RCのカラーラインナップ表は参考までに作成したものです。実際のものとは異なりますので、あくまでも参考としてご覧いただくようお願いします。
レクサス・RCのインプレ
レクサス・RCの購入の判断材料となるよう、実際に購入されたオーナー様のインプレを紹介していきます。
【エクステリア】
ヘッドライトが獲物を捕らえる鷹のような目つきでカッコいい。全体的にまとまりがあって好きだけど、ルーフは2~3㎝低くければもっとカッコいいのに。【インテリア】
レクサスらしい上品なインテリア。アナログ時計が高級感を醸し出している。LFA譲りのメーターがめっちゃカッコよかった。【エンジン性能】
V6エンジンは音もチューニングされているのか雑味がなく良い音だった。 公道試乗なのでそんなに回せなかったけど吹け上がりは素晴らしかった。【走行性能】
公道での試乗のためこの車のポテンシャルを試せるところまでいけなかったけど、交差点ひとつ曲がるのもスポーティさと上質感を持ち合わせる良いクルマだと感じた。 試乗を終え自車の86に乗って帰ろうとしたとき、ブレーキが抜けちゃってるのかと思うくらいの感覚に襲われた。 RCのブレーキはとても自然だったのでその時気付かなかったが、帰るときになってブレンボの凄さを知った。【乗り心地】
シートがすごく上質で足の硬さをシートでカバーしているように感じた。【燃費】
わかりません。【価格】
一般的なサラリーマンが簡単に購入できる金額ではないけど、好きな人なら十分満足できる価格だと感じた。【総評】
ほんの15分程度の試乗だったとはいえ、いろいろと試乗した中で最もインパクトのあるクルマだった。 特にブレーキに関しては考え方を改めるきっかけになった。
レクサスではSCが絶版になった後、クーペモデルを持っていなかった。世界のプレミアムブランドは必ずクーペやカブリオレをラインナップし、そのことによってブランドイメージを高めているのに、レクサスにはそれがないためやや物足りないラインナップになっていた。
なので、レクサスIS系の基本プラットホームや基本コンポーネンツを使ってクーペモデルのレクサスRCが作られたことには一定の意義が見いだせるが、残念ながらそれ以外の部分ではあまり魅力を感じさせないクルマであった。
レクサスRCにはトヨタがヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルをベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。乗ったのはRC350“バージョンL”とRC350“Fスポーツ”の2台だ。
比較的好感が持てたのは外観デザインだ。スピンドルグリルも板に着いてきた感じがあるほか、サイズの余裕を生かしてボディサイドに彫刻的な彫りの深さを感じさせるデザインに仕上げている。
逆にインテリアに関しては、リモートタッチなど一部に仕様の違いがあるものの、基本的にはIS系のものが流用されていて、新鮮さに乏しい印象があった。そもそもISのインテリアデザインが古典的な印象を与えるものであるからだ。クーペモデルで後席の居住空間やラゲッジスペースを語っても仕方がないが、後席は足元に余裕があるものの頭上の余裕は小さめだ。またラゲッジスペースはまずまずの容量が確保されている。
RC350に搭載されるのはV型6気筒3.5Lエンジンで、234kW(318ps)/380N・mのパワー&トルクを発生する。このクラスのV型6気筒エンジンとしては十分にパワフルな性能で、スポーツカーらしい走りが楽しめるエンジンだが、今どきのパワートレーンはそれだけではダメだ。
スポーツカー用のエンジンであっても環境性能の高さが要求されるのが今の時代であるのに、RC350のエンジンはそれが欠けている。エコカー減税の対象にならないようなエンジンでは話にならない。
RC350h(別項を参照してください)があるじゃないかという声があるかも知れないが、ガソリン車もアイドリングストップ機構を装着するなどして燃費性能を高める努力が必要である。
レクサスにはNX200tに2.0Lの直噴ターボを搭載しているのだから、これを搭載するという選択もあったのではないか。200tならパワーはかなり劣るが、トルクはRC350に近い数値をはるかに低い回転数で発生する。
そんな不満はあるものの、RC350の走りのパフォーマンスには不満がない。車両重量はISに比べると100kほど重いが、それを苦にしない動力性能を備えている。またクーペボディの基本骨格を頑丈なものにすると同時に、溶接方法などにも新技術を採用して高いボディ剛性を備えたことが、走りの良さにつながっている。
中でも“Fスポーツ”にはLDHと呼ぶ後輪操舵の機構が加えられ、走りはより軽快なハンドリングを感じさせるものになる。ドライバーが自らクルマを操っているという実感が高まるのだ。
RC350には8速ATが組み合わされた。変速フィールなどはとても良いが、時速80kmでクルージングしているときに使っているギアは7速である。もうひとつ日本仕様に仕上げきれていない部分がある。
レクサス・RCのまとめ
レクサス・RCをまとめていくと、エレガンスなデザインとプレミアムスポーツともいえるその存在感はまさにスポーツクーペの代表格ともいえるレベルです。グレードにより大きく価格や性能が変ってきますが、特に維持費などを気にする方であれば350hシリーズのハイブリッドモデルがおすすめできます。燃費性能が23,2km/Lとスポーツカーとは思えないほどの低燃費性能を実現してくれているのは、素晴らしい性能です。走行性能を求めるのであれば350″Fスポーツ”がおすすめのグレードとなっており、動力性、機動性を考えればトップレベルのパフォーマンスを誇ります。RC Fについてはサーキットで走行するレベルの圧倒的な走りですので、日本国内の道路では使いつらいということもあり一番のおすすめグレードが350″Fスポーツ”です。室内の豪華さもレクサスブランドならではの仕上がりでドライバーを運転中も楽しませてくれます。国内スポーツクーペではレクサス・RCが最高クラス、一般的な収入でもがんばれば購入できるくらいとなっていますので是非購入したい方にはおすすめの一台です。
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