BMW・i3は2014年に日本国内にて販売が開始されたBMWのエコカーモデルになります。BMWながらの走りの良さがあるBMW・i3、EVでありながらもプレミアムな感覚が味わえるのはさすがBMW。そんなBMW・i3について購入時に気になることについてまとめです。
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BMW・i3とは
BMW・i3はドイツの自動車メーカーで誰しもが知るBMWから販売されている車種で、日本国内には2014に販売が開始されています。電気自動車界のサラブレッドとしてかなりの人気があり、一回のフル充電で390kmも走れるほどのパフォーマンスを見せつけてくる電気自動車です。デザインもとても先進的で乗り心地も良く、インテリアのパネルやシートは再生材を使用しておりまさにエコカーということを深く考えられているBMW・i3。そんなBMW・i3の購入時に気になることをここから紹介していきます。
BMW・i3のスペック
グレード | アトリエ |
全長×全幅×全高 | 4020mm×1775mm×1550mm |
ホイールベース | 2570mm |
車両重量 | 1300kg |
エンジン種類 | 交流同期電動機 |
定格出力 | 75.0kW |
最高出力 | 125kW(170ps)/5200rpm |
最大トルク | 250N・m(25.5kg-m)/100~4800rpm |
1充電走行距離 | 390km/L |
BMW・i3のグレード一覧
グレード名 | エンジン | TM | 駆動方式 | 購入価格(万円) |
アトリエ |
交流同期電動機 |
– |
RR | 538 |
ロッジ | RR | 580 | ||
スイート | RR | 595 | ||
アトリエレンジエクステンダー装備車 | RR | 587 | ||
ロッジレンジエクステンダー装備車 | RR | 629 | ||
スイートレンジエクステンダー装備車 | RR | 644 |
BMW・i3の購入見積書
BMW・i3を購入をお考えの方に向けて購入見積書の概算を紹介します。
車両本体価格 | 5,824,074円 |
車両本体消費税 | 465,926円 |
自動車税(年額) | 29,500円 |
自動車取得税 | 0円 |
自動車重量税 | 0円 |
自賠責保険料 | 36,780円 |
リサイクル料金 | 22,690円 |
登録諸費用概算 | 60,000円 |
支払合計 | 6,438,970円 |
このBMW・i3の購入見積書の概算はグレード:ロッジレンジエクステンダー装備車のものになり、値引きやオプションなどは含んでいない価格です。販売店によっても購入支払合計金額は変わってきますのであくまでも参考までにお願いします。
BMW・i3は値引き可能?
BMW・i3は購入価格が600万円前後になるのでそれなりの値引き交渉をしていきたいところです。現在のところ競合できるような電気自動車はないので、様々な購入条件を提示してじっくり値引きを交渉していきたいところになります。値引き目標額として10万円~18万円を目標に目指して値引き交渉していくことがおすすめです。
BMW・i3のカラーバリエーション
インペリアルブルー | |
プロトニックブルー | |
メルボルンレッド | |
ミネラルグレー | |
カパリスホワイト | |
フルードブラック |
こののカラーラインナップ表は参考までに作成したものです。実際のものとは異なりますので、あくまでも参考としてご覧いただくようお願いします。
BMW・i3のインプレ
これからBMW・i3の購入をお考えの方に向けて実際に購入されたオーナー様のインプレを紹介していきます。
【エクステリア】
このクルマのデザインは15年くらい先をいっていると感じます。
街での注目度はかなり高く、最初は見られるのを気にしていましたが、すぐに慣れました。
ソーラーオレンジのカラーも注目されましたが、最近は他車もオレンジが多くなってきました。【インテリア】
白を基調に再生材をたくさん使ったインテリアもこれまた15年くらい先のデザイン性を感じさせます。
シートは某日本メーカーのものですが、ホールド感や座り心地などは他のFR BMWに軍配が上がります。この価格帯では他にはないカーボンフレームが、ドアの開閉時に見えるのもオーナーの満足感を満たしてくれます。
シフト操作が右手というのもすぐに慣れますし、慣れれば車に乗り込んでから走り出すまでの動作が少なく、効率的とさえ感じるようになりました。
観音開きのドアは前席が開いてないと後席が開かない仕様ですが、ほぼ人を乗せることもないので、不便を感じたことはありません。【エンジン性能】
モーター性能は、100回転から250N.m.の最大トルクが垂直に立ち上がる為、アクセルの踏み込みに対するレスポンスは右に出る車はほぼいません。またEVゆえ、高回転時でも内燃機関のようながんばって回っている感がない為、全開走行は心のリミッターが外れやすく、自制心がないとすぐに反則金を払うことになります。世の中がEVで溢れると、モラルを車側で制限しないと事故が増えそうです。【走行性能】
カーボンやアルミを多用しており軽量なこと、バッテリーが床面に敷き詰めらており低重心な車であること、RRの駆動方式ゆえに駆動輪にしっかりトラクションがかかることなどから独特の速さがあります。また私の車は発電用エンジンを搭載しない完全EVの為、車重がレンジエクステンダー車の1390kgより130kg軽い1260kgです。レンジエクステンダーの場合、大人二人が常に後席に乗っているのと同じなので、走りもわかるくらい違います。未体験の方は、一度PureEVに乗ってみることをおすすめします。【乗り心地】
日本仕様は立体駐車場に対応する為、車高調が標準でついており、ゴツゴツします。またカーボンボディの剛性が良すぎるのか、脚も硬い、ボディも硬いということで、車が結構揺れます。細いタイヤも相まって残念ながら、安定感はないです。もちろん普通の街乗りでは問題ありませんが。【燃費】
電費はガソリン換算した場合、夜間電力使用前提で100km/Lくらいです。スーパーカブ並です。【価格】
これだけ新しい技術を惜しみなく奢りながら、当時499万円のスタートプライスはBMWはさぞ赤字を被ったことと思います。2度とこんな技術てんこ盛りの車がこんな価格では出て来ないと思います。また中古車が2016年時点では、かなり安かったです。その後EVの価値が認知され、2018年現在は球数も減っており、かなり中古車相場は上昇しました。また中古車の場合、保証等あると思いますが、レンジエクステンダーは発電用エンジンを普段は回さない為、それに起因するエラーの類がよく出るようです。新車の方は保証対象かと思いますが、中古車で買われる場合は、センサー交換等で余分な出費になる可能性も考えられます。【総評】
初めてのEVで週5日通勤で乗っています。普段1~2年で車を変える自分が、次の車を見つけられないくらい魅力ある、ずっと乗っていたいと感じる車です。充電や航続距離がネックで躊躇している方は、間違いなく購入に踏み切るべきです。少しの不便もありますが、たくさんの満足が得られる車です。
【エクステリア】
小ぶりですが、主張のあるデザインです。
台数が少なく珍しいので、街中ではあの車なんだろうと他人の視線を集めます。
百貨店の立体駐車場にも駐車可能な全高1550mmですが、i3の知名度が低い為に見た目で駐車不可の判断をされる事があります。いらいらぜずに車検証を係員に見せて大人の対応を心がけましょう!【インテリア】
標準仕様は素っ気ないほどのシンプルな内装、特にハンドル回りがシンプル。
オプションのレザーシートを選ぶと、シックな雰囲気になります。
ドリンクホルダーはセンター付近に2個ありますが、そのほかに小物関係の置き場所が少ないです。
後席はISOFIX対応になっていますので、チャイルドシートの固定も可能です。【動力性能】
モータで走行する為に0kmからの加速が素晴らしいです。
100km付近までの加速で、i3についてこれる市販車は無いでしょう。【走行性能】
RR(リヤモータ、リヤ駆動)と低重心(バッテリがフロアーに配置)特殊な配置の為かほとんどロールを感じない安定したコーナリングが行えます。
タイヤは19インチで115(155/70R19)という特殊なタイヤですが、不思議なくらいにコーナーで粘ります。【乗り心地】
乗り心地は他のドイツ車と比べても少し固めです。
日本仕様車は立体駐車場対策で全高1550mmにするためにスポーツサスペンションになっています。
標準で豪華な仕様になっているので、このさい乗り心地はあきらめましょう。【燃費】
普通に近くに買い物に出かける程度では発電機のお世話になることはないでしょう。
週末にちょっと遠方に買い物にでかけた場合には発電機のお世話になることでしょう。
長期間、発電機のお世話にならなかった場合には、給油のときに給油口の位置を忘れるので、ガソリンスタンドに行く前に予め確認が必要です。
発電機が始動する都度、ガソリンを入れに行くと、ほとんどガソリンが入らない為に迷惑行為になる可能性があるので注意が必要です。【価格】
フレームがフルCFRPのEV車でこの価格はお安いのではないでしょうか?
それに加えREXは今なら助成金と充電器設置工事代金合わせて100万円程度のサポートがあります。【総評】
発電機があるのでバッテリー残量を気にしないで走行可能なEV車です。
EVを使用していると出先で充電時間の15分~30分程度を待つのがかなり面倒に感じます。
REXはバッテリーがなくなっても100km以上走行できるので、実際に街中の充電器で充電する必要性を感じません。200km程度の距離は燃費(電費)を気にする事なく走行可能な実用車です。
乗車スペースがCFRPで作られている為、頑丈になっています。不慮の事故に巻き込まれた時に安全なのではないでしょうか!
BMW・i3のまとめ
BMW・i3をまとめると、先進的な電気自動車であるわりに購入価格は600万円前後と低価格と思わせるほどの購入価格帯です。しっかりとした走行性能もありながらも1度の充電で390kmも走行可能、エコカーを意識した造りでシートからパネルまで再生材で造られており、ボディ自体は非常に頑丈な造りになります。独特なデザイン性能は好き嫌いが分かれてしまいそうですが、これも電気自動車ならではのデザインセンス!!意外にも一度乗るとおしゃれに街中を走れる車です。BMW・i3の購入を迷っているのであれば間違いなく買いの一台になります。
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