アウディA3セダンは2014年より、3代目アウディA3のスポーツバックのセダン仕様として販売が開始されています。コンパクトなセダンながらもアウディらしいボディラインのA3セダン。この記事ではアウディA3セダンについてのまとめです。
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アウディA3セダンとは
アウディA3セダンとは2014年よりアウディA3のスポーツバックのセダンモデルとして誕生し販売が開始され、人気が出ているモデルです。コンパクトなセダンで国内でも乗りやすく、アウディらしい安定した走行性能でありながらも購入価格は割安になります。排気量も1,4ℓと上位グレードでも2ℓ仕様なので非常に維持費も抑えられて家計にも優しい車です。そんなアウディA3セダンを購入しようか迷っている方のためにここから詳しく紹介していきます。
アウディA3セダンのスペック
グレード | 1.4TFSI |
全長×全幅×全高 | 4465mm×1795mm×1405mm |
ホイールベース | 2635mm |
車両重量 | 1330kg |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCターボ |
総排気量 | 1394cc |
最高出力 | 90kW(122ps)/5000~6000rpm |
最大トルク | 200N・m(20.4kg-m)/1400~4000rpm |
燃費(JC08燃費) | 19.5km/L~14.7km/L |
アウディA3セダンのグレード一覧
グレード名 | エンジン | 駆動方式 | 購入価格 |
1.4TFSI | 1.4ℓ直4DOHCターボ | FF | 314万円 |
1.4TFSIスポーツ | 1.4ℓ直4DOHCターボ | FF | 350万円 |
2.0TFSIクワトロ | 2ℓ直4DOHCターボ | 4WD | 421万円 |
2.0TFSIクワトロスポーツ | 2ℓ直4DOHCターボ | 4WD | 451万円 |
S3 | 2ℓ直4DOHCターボ | 4WD | 630万円 |
アウディA3セダンの購入見積書
アウディA3セダンを購入をお考えの方に向けて購入見積書の概算を紹介します。
車両本体価格 | 2,907,408円 |
車両本体消費税 | 232,592円 |
自動車税(年額) | 34,500円 |
自動車取得税 | 62,700円 |
自動車重量税 | 16,800円 |
自賠責保険料 | 36,780円 |
リサイクル料金 | 15,450円 |
登録諸費用概算 | 60,000円 |
支払合計 | 3,366,230円 |
このアウディA3セダンの購入見積書の概算はグレード:1.4TFSIものになり、値引きやオプションなどは含んでいない価格です。販売店によっても購入支払合計金額は変わってきますのであくまでも参考までにお願いします。
アウディA3セダンは値引き可能?
価格自体そこそこ高いので値引き交渉は絶対にしておきたいところです。アウディA3セダンの交渉の方法としては、同等クラスの車種であるベンツAクラスやBMWのX1などの車種と価格競争をさせていきたいところになります。オプション設定などによっても変わってきますので値引き交渉を折れずに15万円~30万円ほど頑張って値引きしたいところです。
アウディA3セダンのカラーバリエーション
アイビスホワイト | |
ベガスイエロー | |
コスモスブルーM | |
フロレットシルバーM | |
グレイシアホワイトM | |
モンスーングレーM | |
ミトスブラックM | |
タンゴレッドM | |
マコウブルーCE |
このアウディA3セダンの配色一覧はあくまでも参考にしてご覧いただくようお願いします。実際に見た感じとは異なりますのであくまでも参考程度にお考え下さい。
アウディA3セダンのインプレ
アウディA3セダンの購入を考えている方に向けて実際のユーザー様たちのインプレを紹介しますので、ぜひ購入の判断材料の一つとして考えてもらえればと思います。
【エクステリア】
一番はエクステリアが気に入りました。使い勝手を考えるとスポーツバックの方がいいかとも思いましたが、セダンのスタイルが一目で気に入りました。【インテリア】
メルセデスと比較してチープという声も聞きますが、私の感覚ではメルセデスのあのメッキを多用したダッシュボード周りは品がないと思えます。アウディはアルミパーツやソフトパッドを多用していて、ナッパレザーのステアリングもさわり心地が良く、いちいち満足感があります。好みの問題かもしれませんが、Aクラスはよく見ればコストダウンが目立ちますよ。特に静粛性。【エンジン性能】
1.4L TFSI FFですが、下からのトルクが十分で街乗り&高速も充分。コンフォートモードではエンジン音すらほとんど室内に入ってこず、非常に静粛性が高いと思います。【走行性能】
まだワインディングなどを攻めているわけではありませんが、少々の坂道や高速の合流など、踏み込む場面では全く力不足は感じません。【乗り心地】
スポーツグレードなので、17インチタイヤ、スポーツサスが標準です。足回りはちょっと硬い気がしますが、これはドイツ車ではむしろ普通でしょう。【燃費】
ここのところの猛暑でエアコンMAXではありますが、街乗りで13キロ程度です。【価格】
新車では車両価格350万+OP、諸経費100万ほどになると思いますが、私は走行9千、初度登録10か月の現行型ホワイトをコミコミ300万ほどで買いましたので、いい買い物だったと思います。ただ、新車価格はちょっと高い(特にオプション)かなとは思います。
だからといって、国産でこのクオリティのクルマ、あるかなと言われると返す言葉が見つからないですが・・【総評】
細かいオプションが我慢できるのであれば、新車で注文するより、高年式低走行で購入したほうが100-150万安くなります。
比較したのは、Aクラス、1シリーズ、国産のアクセラでした。価格面ではアクセラでしたが、内装や装備面でどうしても妥協できず、Aクラスはデザインが気に入らず、1シリーズは3気筒・・・そんな中でA3セダンのデザインに惹かれました。いいタマが見つかったこともあって結果大満足しています。
新車保証も継承してもらいましたので、まだ2年以上保証も残っていて、故障に対しても安心な点もあり、できるだけ長く乗ってゆきたいと思います。
アウディ「A3セダン」は、全長4465mm×全幅1795mm×全高1405mmというコンパクトボディながら、アッパークラスに負けない上質感や緻密なディテールをウリのひとつとするモデルです。2017年初旬にフェイスリフトを受け、ボディは従来通りハッチバック/セダンの2タイプ、パワートレーンは1.4TFSI+FF、2.0TFSI+クワトロという選択肢が用意されます。
今回は、「A3」セダンでも最上級グレードとなる「2.0 TFSI quattro sport」にインポーターの広報車両をお借りして試乗してきました。
2017年モデルでは、小排気量ながらパワフルな1.4リッターTFSIエンジン搭載モデルに加えて、今回、アウディの持つ技術の粋を凝らした2リッターTFSIエンジン搭載モデルが設定されました。トランスミッションは新開発の湿式7速デュアルクラッチの ‘Sトロニック’ です。
スポーツバックとセダンともに ‘Sport’ が設定され。サイズアップしたホイールと、標準より15mm下げられた車高となり、緻密な印象の同車をより一層、高品質なものとなりました。
エクステリアでの変更点は、最新のアウディデザインを反映したヘッドライトは、フィラメントを廃したフルLED化。よりワイド&ローになったシングルフレームグリル、スポーティーな形状となったフロントバンパーとリアバンパーなどです。
また、安全面でも充実化を図り、「A3」モデルは、アダプティブクルーズコントロール(自動ブレーキ機能付)が全車で標準装備され、歩行者に対しても検知可能となりました。
インテリアでは、「A3」クラスでも、アウディバーチャルコクピットが備わり、メーターナセル内に12.3インチのフル液晶モニターを採用し、そこに車両情報、速度、回転数、そしてナビゲーションを表示する次世代のメーターパネルのことです。日本車では、まだ高級車の一部でしか採用されていないバーチャルメーターですが、欧州車での普及率は飛躍的に高まり、来年上陸予定のフォルクスワーゲン「ポロ」にも採用されます。
運転席に座り、ドアを閉めますと「ボスン」という重厚な立て付けに、「A3」セダンでも、さすがアウディと感心しました。アウディバーチャルコクピットには、「アウディエンブレム」と「A3クワトロ」というロゴが映し出され、ドライバーを迎えてくれます。
センターコンソールの助手席側に設けられたエンジンスタートボタンを押して、エンジンを始動させると、静かで定評な1.4リッターエンジンとは異なり、直列4気筒2.0リッターDOHCインタークーラー付ターボは、低音寄りのサウンドをキャビンに伝え、「2.0 TFSI quattro sport」という、セダンでは最高級スポーツグレードであることを改めて教えてくれます。(S、RSモデルなどを除く)
最高出力190PS/4,180-6,000rpm、最大トルク320Nm/1,500-4,180rpmを発生させるこのエンジンは、実に扱いやすく、特に街中では、320Nmもあるトルクが、アイドリング+あたりから発生するため、軽くスロットルに足を乗せているだけで、実にスムーズに加速をしてくれます。新開発の湿式7速Sトロニックは、1.4リッターに積まれるものとは違い、耐久性と駆動性を重視したもので、ハイパワーにも対応。この7速Sトロニックのデキがまた素晴らしく、いつ変速を行ったのか解らないほどデッドスムーズで、トルクコンバーター式のAT車のような印象でした。
都内周辺を走る限り、乗り心地はマイルドで、専用のスポーツサスペンションは、しなやかな動きをします。そのため、乗員も乗り心地の硬さなど感じることはなく、快適な移動が可能です。高速道路に入り、ETCゲートをくぐりアクセルを踏み込むと、ご自慢のフルタイム全輪駆動の 「quattro」(クワトロ)システムが路面をがっしり捉え、安定姿勢を保ったまま猛進していきます。1.8リッターターボに代わって、「Bサイクル」と呼ばれる独自の燃焼方式を採用した新しい2.0リッターターボエンジン(2.0 TFSI)は、極めて高い遮音性を誇るキャビンに野太い排気音をスパイスとしてドライバーに届け、シフトチェンジが行われる度に、「バフッ」という破裂音が心地いいもので、このクルマがスポーツグレードであるということを認識させてくれます。
法定速度の時速100km/hまでの加速は、6秒ほどで到達。街中では、滑るように走っていたクルマがまた違う一面を見せてくれ、ジキル&ハイド的な要素を持っています。
追い越し加速も迅速で、アクセルを軽く踏むだけで、素早く終了します。ステアリングも微動だにしないほどずっしりと手応えのあるもので、どこまでも走っていけそうな感覚に陥ります。しかし、軽くアクセルを踏んだだけで、トルクが盛り上がり、速度感覚を感じさせないまま、グイグイ加速していきますので、日本国内では速度違反にはくれぐれも注意してください。短い時間でしたが山坂道を走ってみました。のけ反りかえるような急勾配でも、分厚いトルクの恩恵でパワフルに加速。コーナーでの立ち上がりも普通に楽しむのでしたら、スポーツカーは必要ありません。気分の抑揚と共に、オーバースピードでコーナーに進入したとしても、「2.0 TFSI quattro sport」は何事もなかったかのように駆け抜けてくれます。
4ドアセダンの利便性を生かして、家族でのドライブではあくまで安全、安心。ドライバーが一人で運転を楽しみたいときには、スポーツカーの要素を持ち合わせ痛快な走りを楽しめる「2.0 TFSI quattro sport」。1台で2度美味しいクルマでした。
アウディA3セダンのまとめ
アウディA3セダンは上質なアウディ独特の雰囲気を楽しめることができ、走行性能もコンパクトセダンとは思えないほどの走りを体感させてくれる車です。アウディA3スポーツバックの派生車種として2014年より販売が開始されたまだまだ歴史の短い車種ですが、これからのアウディの歴史に残り続ける仕上がりとなっています。特に日本国内では非常に乗りやすいほどコンパクトですので、日本国内での販売台数がこれから伸びていきそうです。アウディA3セダンの上質な走りをぜひ感じてみてほしい、アウディA3セダンは自信をもって言える車になります。
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